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「サイレントK」プロ入り初勝利! [プロ野球]

 昨日の4月17日(日)の中日×阪神戦(ナゴヤドーム)で、中継ぎ登板で2イニング無失点に抑えた、中日ドラゴンズのドラフト6巡目ルーキーの左腕・石井裕也投手が、先天性感音性難聴というハンディを克服し、初勝利を挙げた。

 生まれつきの先天性感音性難聴で左耳が全く聞こえず、右耳はほとんど聞こえなくて補聴器で音を拾っている。昨年まで、前会社では終身雇用が保障されている「身体障害者枠」で入社していた正社員だった。解雇と常に背中合わせの世界に身を投じる事になったが、安定を捨てて夢を選んだ――と各スポーツ紙で掲載されていた。


 『先天性感音性難聴』とは何、どういう事? YAHOO!の検索機能で調べてみた。抜粋――難聴の種類 耳の仕組みのどこが故障しても、音がよく聞こえない状態、すなわち難聴になります。伝音系の働きが悪い状態を伝音性難聴、感音系の働きが悪いのを感音性難聴と言います。

 (中略)

 感音性難聴は、音を感覚として捉える部分の働きが悪くなる状態です。難聴の程度は聴細胞・神経・脳の損傷の受け方によって軽度から最重度まで様々です。高齢になり聴細胞の数が減る老人性難聴や騒音に長年さらされて生じる騒音性難聴などもこれに含まれます。聴細胞の損傷が特に激しいと「ろう」という重度・最重度の難聴が生じます。

感音性難聴の特徴は、音は聞こえても、歪んで聞こえ、言葉がはっきりしないことです。また、小さな音は聞こえないが、大きな音はうるさく感じるという状態になります。つまり健聴者と比べて、聞くことができる最も小さい音とうるさくて我慢できなくなる寸前の最も大きな音との間(可聴範囲)が狭くなります。この状態が極端になると、補聴器で音を大きくしても、言葉ははっきりしないし、すぐに頭に響くということになります。
重度の難聴者やろう者が補聴器をつけたがらないのは、こうした点によります。

  (中略)

 『先天性感音性難聴』…では詳しい説明がヒットされなかったので、別々に調べてみた。『先天性』…は生まれつき、生まれた時から持っている。『感音性難聴』…難聴の一種で、内耳の病気より小さな音が聞こえないだけでなく、言葉を聞きわける能力も落ちる。難聴の程度は様々。 


 中日ドラゴンズは、川上、ドミンゴら主力投手が戦線離脱している苦しい投手陣の中で、中田、石井、と結果を出しているルーキーの活躍が阪神に並び首位にいる要因とも思える。何はともあれ、うらやましい限りである。

 一方、我が横浜はオープン戦中盤まで染田、岸本とふたりのルーキーが残るも、染田の不調により、今現在は中継ぎ登板の岸本ひとりである(--;)。

 

 近々、横浜スタジアムへ中日戦の観戦予定だが、頼むから横浜ファン、中日の石井投手が登板時には、くれぐれも静かに観戦して欲しい。投球内容に関する野次はともかく、彼のハンデ及びハンデに関する言動・行動には、汚い野次はご法度である(もちろん、他の選手も敵味方関係なく同じだけど)。 観客もサイレントでいこう!


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