2月13日(金) 読谷 [キャンプ見学]
2009年2月13日(金) プロ野球キャンプ見学1日目 中日ドラゴンズ(2軍)~読谷
初日は中日ドラゴンズ2軍がいる読谷へ行きました(当ブログでの読谷記事は、非常に偏っているので閲覧される方の希望選手ではない場合はスルーした方がいいかも…)。
レンタカー屋でのトラブル(送迎方法、予約した車種が用意されていなかった)もあって出発がやや遅れ気味で、到着が10時過ぎてしまいました。ドラゴンズの練習は、10時前(9時ちょっと過ぎに球場入り→ウォームアップ→10時から本格的に練習)から始まっているので、殆どメインでの投手と野手の合同練習が終わっていました。
10:41頃
投手陣がいるサブグラウンドへ行きました。こちらにも数多くの報道陣が訪れていたので、メイン球場から移動してきた山本昌投手が「えっ!? こんなに(報道陣が)いるの?」というように驚いていました(その報道陣の殆どが昌投手への取材目当てなんですけどね、やはり^^;)。確か2000年辺りから自ら志願しての読谷調整(徐々に仕上げての1軍昇格)をしている昌投手ですが、こちらへ訪れる報道陣やファンの数がハンパなく多い事にいつも驚かされます。
この赤い通路はウォーキングロードになっていて、メイン球場周辺を歩く為の通路になっています。選手がメイン球場&サブグラウンドで練習している間は、見学客ではない方々がウォーキングしている姿をよく見かけます。また、午後には選手たちがランニングに使う場合もあります。
サブグラウンドでのキャッチボール、昌投手は高卒ルーキーで背番号18番の伊藤準規投手と組んでキャッチボールを行っていました(ご本人HPのキャンプ日誌にもある通り、親子程も年が離れているとか)。伊藤投手は後ろから見ても、大先輩に投げるという緊張感が漂っていたのがわかります。途中で昌投手が移動して、背番号が18番から70番へと変更になった中里投手と組んでキャッチボールをしました。
もうすっかりお馴染みになっている、投手によるバッティング練習。ペアを組んで、ひとりがピッチング&キャッチング、もうひとりがバッティングするという内容の練習です。相手がいる方へコントロールしてバットを振らなければならず、またもうひとりが相手が打ちやすいようにコントロールして投げなければならないので、投打共にコントロールの練習になっています。ちなみに横浜ベイスターズでは、この様な投手陣のバッティング練習の類は殆ど見られませんでした。個人的には、投手のバッティング練習も取り入れて欲しいと思います(90年代後半はありましたが…)。
サブグラウンド横にブルペンと打撃練習用のスペースがあります。青色の壁に覆われているので、ファンは外から見えなくて残念ですが、選手からすると落ち着いて練習が出来るようになっています。
報道陣の多さに刺激を受けたのか、昌投手は11時ちょっと過ぎにブルペン入りし、約100球程ピッチング練習をしていました。私が今まで見た中では、恐らくは一番多く投げていたと思います。が、その殆どが2月上旬だった事もあるので、今の時期とは比較にはならないのかもしれません。
画像中央の出入口はブルペン、右側がバッティング練習の場所になっています。『中日ドラゴンズキャンプ関係者以外の 立ち入り禁止』と看板がありまして、ファンはこの出入口のわずかな隙間から遠巻きに見るしかなさそうです。報道陣は出入口付近での撮影をしていて、看板を見ていないファンの方がそこまで近寄って見学してしまいます。またお子さんは中まで入ろうとしてしまいます。選手やコーチがこの木の板で出来た通路を通るので、妨げになる恐れがあります。画像で立っている方の位置も微妙ではあるのですが、選手やコーチがサブグラウンドからの移動でこの辺りを通りますので、十分にスペースを空けての見学をお願いします。
11:50頃ブルペンからメイン球場へ移動、着替え&昼食をとってから13時頃にインタビュー撮影が行われました。
山本昌さんのインタビュー中です。インタビュアーさんの後ろにカメラ担当さんがいて、インタビュアーさんが写らなくして、昌投手オンリーの画像になるように撮影が行われていました。その様子を撮影したと思っていたのですが、写真がありませんでしたのでこちらの画像を掲載しました(間違って削除しちゃったかなぁ…)。影を作っている建物は選手やコーチが食事を取る場所(プレハブ作り)になっています。画像上部の建物はトレーニングルームになっています。
インタビューを終えて、関係者用出入口前に止めていたトライクを発見した昌投手は、乗って運転するマネをして遊んで(?)いました。先程、インタビューしていた報道の方と談笑していました。
昌投手「これって、バイクの免許いるの?」
報道陣「いや、要らないですよ。普通自動車の(免許)で大丈夫です」
昌投手「俺、バイクの免許は持っていないんだよなあ…」
というような会話が聞こえてきました。公道で走れるのかとか、ノーヘルで大丈夫とか色々な話があり、こういったやりとりもシーズン中ではなかなか見る事が出来ない楽しみでもあります。しかし、今年のキャンプでは画像に写っている坂を下って、メイン球場の関係者用出入口に近づく事が出来なくなっていたので、サイン等頼むのは殆ど出来なくなってしまっていました。サイン・写真、プレゼント等はファンの方殆どが練習終了後の帰り際、選手に声を掛けるのが暗黙の了解になっていたのですが、それが出来なくなっていたのが、非常に残念でした。今まで、ファンが練習がまだ終わっていない選手にお願いするのが多かった事からこの様な対応になってしまったのかもしれませんね。
偶然に撮影風景を見たのではなく、たまたまメイン球場から外を見ていたら報道陣の方が見えて「撮影する」と聞こえたので、もしかしたら昌投手かなと思って待っていました。プレハブ食堂から昌投手らしい左腕が見えたので、そうかなと確信していました(あ、別に腕フェチじゃないですよ^^;)。どこかのオバサン二人組は待つのに痺れを切らして、昌投手を探しに行ったみたいで場所を離れていたのですが、インタビュー終了後しばらくしてから戻ってきて、そのうちの一人から初対面なのにいきなりタメ口や馴れ馴れしい口調で質問されたので、驚いたのとカチンときてしまったので思わず無愛想な対応になってしまいました(ーー;)。ヘタに動かない方が良いみたいです。
で、誰もいなくなってから、撮影しました。どうやら、読谷組が宿泊しているホテル専用のトライクでした。ホテル自体が宿泊客向けにバギーとトライクをレンタルしている様でした。多分、球団かホテル関係者が乗って来たのだと思います。私、免許持っていませんが、車とかバイクとか写真は比較的好きなので、撮影しました(マシン自体が好きです)。
私もコレ、全く知らなかったので帰京してから調べまして、どうやらこちらの乗り物はトライクだと判明しました。日本の道路交通法ではオート三輪(普通自動車の免許で運転可能)、普通自動車扱いなのでヘルメット着用の義務はなし(でも着用しないと危ないし、人によってはオートバイ扱いとみなされて着用義務を指導する警察の方もいるとか)との事です。
あ、肝心なメイン球場での画像がなかったですね。辻発彦2軍監督が見守る中、2台のバッティングゲージで練習が行われていました。
13時頃に昌投手はサブグラウンドにてランニングを行っていましたが、終了後から見失ってしまい、いつの間にか宿舎へ帰ってしまっていたみたいでした。
そんな私の代わりに鳥さんを…。
サブグラウンドでは、中村武志捕手コーチと渡邉博幸育成コーチが指導していました。
中村捕手コーチは7年ぶりに中日ドラゴンズに復帰しました。その間は横浜、東北楽天と現役時代で渡り歩き、引退後すぐに湘南シーレックスや横浜ベイスターズのコーチ就任と、ドラゴンズファンにとってはとても長い道のりだったかもしれません。昨シーズンまでは武山真吾捕手や斉藤俊雄捕手を起用して、若い捕手を育成していました。今シーズンからは、2軍で若い捕手を育成していきます。
16時近くになり、宿舎へ戻るワゴン車に乗る選手を見送る事にしました。中にはズカズカっと関係者以外立ち入り禁止の注意書きが貼ってあるロープを超えて、スロープを下ってしまったおばあちゃんファンの団体がいて、更にその様子を見て「大丈夫だろう」と同じくスロープを降りてしまうファンが続出して写真やサインをねだっていましたが、しばらくして球団関係の方がお願いしていました。そして、その前からずっとロープ後ろで立っていた女性ファンが声を掛けたら、井上選手が何とロープ手前までスロープを上って来てくれました。
バレンタイン前日なので、女性ファンからチョコレートのプレゼントも複数ありました。また、別の女性が井上選手の応援ボードを見せたら、井上選手出身地である鹿児島の方言『わっぜー』(「凄い」という意味らしい)と書いてある伸ばした『ー』の部分を、小さな『ぇ』に書き直してあげていました。物凄いファンサービス振りでした。ファンとの距離がすごく近かったので、途中で帰るのも失礼かなと思って井上選手が帰るまで見学していました(^^;)。
16時を過ぎていたので北谷組の練習がまだ続いているだろうと思って移動したのですが、16:45過ぎに到着して球場へ行ったら、球場から退場するファンや選手の出待ちをしているファンが多く、既に色々と片付けていて、どうやらもう練習は終わってしまったみたいでしたorz。
AKIさん お帰りなさいませ^^
読谷レポートたっぷり読ませていただきました。
北谷も読谷にも行ったことはありませんが、今年のメンバーからすると読谷重視の見学スケジュールにしたと思います。
武志とナベコーチを見れるのも魅力です。
そうなんですよね。 昌さんの上のお嬢さんと今年の高卒ルーキーは同世代ですからね。
一体どんな気分なんでしょう^^?
by sky (2009-02-27 00:01)