2008横浜ベイスターズフェスタ

　昨年は都合がつかず行く事が出来なかったのですが、今年は実家の母（先月、退院したばかりなのに…）からの要望もあり「２００８横浜ベイスターズフェスタ」へ出かける事にしました。

　一昨年は紅白戦ならぬ青白戦なる野球試合が行われ、選手ですら途中からつまらなそうにしていた様子が明らかになり、しまいには少年野球の子供たちに全てを任せるといったグダグダ感があり、大人であるファンですら楽しめなくなってきて、子供のファンもさぞつまらなかっただろう、というのが残っていたので今年は楽しむ事が出来るのかと不安でした。が、以前のようにグラウンドを全面開放との事で「一昨年よりはマシかな」と安心しました。

　横浜スタジアム到着後、８時頃には長蛇の列で「またこんなに並ぶのか」と心配しましたが、こちらはサイン会のイベント参加用の列で、普通に入場する列はほんの数組しか並んでいなかったのでホッとしました。ただ、その時はまだ係員はいなかったので最後尾の人に確認して並ぶというようになりました。並んだ私よりも数組後ろの人たちが確認したら、私より２組程前にいる高齢の女性が「ここはファンクラブの列だから違うよ」みたいな事を勝手に判断して答えてしまったので、私や他の人が慌てて訂正しました。←と勝手に判断されてしまう方がいるかもしれないので、最後尾のプラカード持った係員を早めに配置して欲しい所です。

　外にリリーフカーが展示されていましたが、実家母たちが交通渋滞の為に到着したのが約束の時間よりもかなり遅れ、その間は列から離れる事が出来なくて、合流してからサッと行って撮影しました。

　ビジターチーム用のリリーフカーです。 ホーム用、ビジター用共にトヨタ社のスポーツカー「ＭＲ－Ｓ」。

 

　ホーム用のリリーフカー。 ２人乗用を改造したものですが、イスの形が特徴がありますね。今回は柵があるので、実際に乗る事は出来なかったのですが、無人の状態で撮影したい方には良かったのではないでしょうか。

　１０時開門ですぐに入場が出来ました。入場時にＮＰＯ法人横浜ベイスターズ・スポーツコミュニティへのチャリティー募金が行われていたので、募金して入場しました。で、座席はいつもはなかなか座れないベイブルー・シートで見学しました。

　私は早速、こちらのテナントコーナーの野球カード売店へ向かいました。「ＢＢＭヒストリックコレクション２００９　ＢＡＣＫ　ＴＯ　ＴＨＥ　８０’ｓ～よみがえる１９８０年代のプロ野球～」の先行発売で、３，０００円購入毎に１枚サインがもらえるというので早速、並びました。該当選手は、下窪選手、阿斗里選手、工藤選手、高崎選手、佐藤選手、５人から自由に選ぶ事が出来ました。私が購入した時点（１０時台）では早くも工藤選手の分が規定人数を到達して、選択不可になっていました。

　そして１１時になり、選手入場となりました。今日のフェスタでは来季からユニホームが変わるというので、湘南シーレックスの監督・コーチ以外は着用していました。なので今日が新ユニホーム初披露です。それまでグラウンドにいたファンはホームベース方向に集まり、後ろのファンが見える様にとしゃがんで見ていました。が、一部の人たちが立ち上がっていたので後方にいたファンからはブーイングの嵐だったのにお構いなしというＫＹぶりも目立って残念でした。

　タイトルを獲得した村田選手と内川選手が開会の挨拶をしたのですが、ぶっつけ本番だったらしいのかカンペを読みながらもカミカミで、グダグダな開会式となってしまいました。ですが、「何だかなあ…」と苦笑いの雰囲気でファンは温かく見守ってしまうのも、ご愛嬌でしょうか（＾＾；）。

　ちなみに、村田選手のがホーム用、内川選手のがビジター用のユニホームになります。何だか、サマーユニホームっぽいな、と思ったのは私だけでしょうか？

　先程購入したベースボール・カード特典で、１１：３０からは下窪選手のサイン会が始まるので早速、ブースへ向かいました。撮影は並んでいる様子を撮っただけなので、参加していない方の撮影等は禁止でしたが、サインもらっている横から何度も撮影していたファンの女性がいて残念でした。私の番が来てあっという間に終わったのですが、下窪選手自ら握手を求めてきたので感激でした。てっきり前もってサインした野球カードが配布されるかと思ったのですが、その場でサインを頂いたのは特にうれしかったです（サイン会用の提供品だったのか、ベースボール・マガジン社の刻印入りでした）。

　バッターボックス方面ではイベントステージがあり、ＦＭヨコハマ『ＭＯＲＮＩＮＧ　ＳＴＥＰＳ』の公開収録が行われており、ＤＪの栗原さんが進行してゲストが内川選手、村田選手、石川選手でした。３人にそれぞれ自分の番組としてＤＪ役をこなして、誰が一番上手かったかを競っていました。

　レフト側ではファンと選手のキャッチボールが行われていました。決められた時間内に選手とキャッチボールするのですが、選手を選ぶ事が出来ないのでその場に来るまで誰に当たるのか楽しみかもしれません。選手と一緒のイベントに参加するには、開門前に並ばなければならないし、今回は待機席（以前はずっと立ちっぱなしだったので、他のイベントに参加が出来ず、トイレすら行く事が不可能だった、と他の方のブログでもかなり不評だったとか…）を設けられてはいますがその間は他に移動が出来なさそうなので、私たちは参加しませんでした。なお、キャッチボールは子供だけではなく、普段なかなか少年野球以外は参加不可になっている女性や大人も参加が出来るので、大変貴重な体験が出来たのではないでしょうか。

　今年のフェスタでは、やはりこの方に注目せざるを得ませんでした。今オフ、ＦＡ宣言をした三浦投手。横浜に残留するのか、阪神へ移籍するのかファンとしても非常に気になる所です。来年はこのユニホームを着ないのかと心配もありましたが、後日残留が確定して安心したファンも多いと思います。

　午後はイベントステージでは、今シーズン引退した川村投手＆鈴木尚選手が登場し、来季からは共に湘南シーレックスのコーチ就任とあって、色々なお話を聞く事が出来ました。

　再びキャッチボールコーナーを除くと、メンバーは代わっていました。 

 

　小さなお子さんが相手だとしゃがんでキャッチボールした、小林投手。 

　ウチの母が声をかけて振り向いてくれた北投手。秋季キャンプから内野手転向する事が決定し、来季からは野手としての活躍が期待されているので、来年は打者として当ブログも注目したい所です。いくらファン感謝デーで他のファンも選手に声を掛けているとはいえ、おばちゃんの黄色ならぬ茶色い声に笑顔で振り向いていただいた北投手…いや、北選手には本当に感謝しています。普段は似ていませんが、たまたまこの画像だけを見ると、古田敦也さんにちょっと似ていると思いました。

　工藤投手が出てくると、その周囲にファンが数多く集まりました。キャッチボール参加しているファンの方が、投げた方向がバラバラだったのを気にしてて「すみません」と謝った所、「大体の所（範囲）は捕れるから大丈夫」と対応していました。

　１５時近くになり、そろそろイベント終了となりました。私たちは途中からスタンドでの見学だったので詳細はわかりませんが、後日スポーツ紙の記事によると三浦投手がイベントスペースへ戻る際、ファンからは「横浜を出て行かないで！」と懇願の声がたくさんあったとか。それでＦＡ退団は辞めたとの事です。

　「みのＶＰオークションコーナー」もオークション参加は難しいので、せめてオークション品だけでも見たかったのですが、長蛇の列でなかなか進行具合が良くなかったので諦めました。今回は品物を見て、所定の用紙に希望商品の入札額を記入して申し込む方式にしたのは、司会者の無謀な釣り上がりを避ける為にも良かったと思います。ですが、なかなか商品をゆっくりと見る事が出来ないので、せめて公式ＨＰで画像なり説明なり公開して欲しかったです。 

 

　昨年は参加していなかったのでもしかしたらその時には改善されていたのかもしれませんが、今回はスタンドで見学するのがせいぜいバッターボックス付近のイベントスペースだけで、そちらを中心に席が埋まっていたので、グラウンドとスタンド間を行き来する客が視界を遮るという事は殆どなかったので良かったです。また、キャッチボールも決められた場所で行われていて柵があったので、通行に不安なく見学が出来て良かったです。イベント見学客で大きな方が前にいて、小さな方が見えない様になっていた光景も見られました。先着順なので大きな方も前で見たいのは十分にわかるし当然の権利だと思いますが、後ろを気にしてしゃがんで見えやすくしてあげて欲しかったです。今回は何とか楽しむ事が出来て良かったです（私は野球カード＆サイン会で満足したっていう感じです。母は北選手に感激でした）。募金や退場時にキティちゃんのお皿を頂いたのですが、これってコンビニでのキャンペーン商品のあまりだったのでしょうか。某コンビニのキャンペーンと同品らしいのですが…。

 

　ちなみに石井琢選手はこちらのイベントには来場していませんでした。当ブログでは後日、石井琢朗選手が横浜ベイスターズの選手としてお別れするイベントに参加した記事を掲載致します。

 

人気blogランキングへの投票をポチっとお願いします。